Three Onpu Records page.1

 When you hear music, after it's over, it's gone in the air.  You can never capture it again.
     -音楽を聴き、終った後、それは空中に消えてしまい、二度と捕えることはできない-


   これは、アルバム「ラスト・デイト」に収められたエリック・ドルフィーの言葉である。
   音楽は生まれた瞬間から、泡沫のように消えていく宿命を背負っている。それ故に私たちは、どうにかしてその断片を拾い集め、残しておきたいと思うのである。
  まさに、そのために Three Onpu Records は誕生した。
   レーベルの主宰者 岡 雄一 は、「音楽の記憶を最良の形でパッケージする」という理念のもとさまざまな音源のCD化に取り組む一方で、自らが在籍する「なんぼなんでも」の結成時からの成長の過程を記録し続けている。
   CDを作っているにもかかわらず「レコード」と名乗るところに、LPの時代をリアルタイムに生き抜いてきた主宰者のこだわりがあるのだが、それぞれのCDにちゃんとジャケットが存在するというところが、実は最大のミソなのである。
 そして、ジャケットに注意を向けることによって内容をごまかしてやろうという高度な戦略なども時折おりまぜながら、現在では「なんぼ」広報部の事業としてもすっかり定着した感がある。
  レーベル名は、音符が3つ並んでいるレーベルマークにそのまま由来しており、それ以上の深い意味はない。
 普通に考えると「Three Notes」なのだろうが、「Onpu」という音の、ちょっとダサいがそれでいて和の心に訴えかけてくるような響きや、ふつうの英語では見られないような文字列の心地よい違和感などを感じていただければ幸いである。





★Nanbonandemo in 2009

★Nanbonandemo in 2008 Nanbonandemo in 2007
★Nanbonandemo in 2006 ★Nanbonandemo DVD ★Jazz Minority Orchestra
★Oka Okamura Quintet ★Honey B Horns ★Kiyosue Junko Piano Trio


Nanbonandemo in 2009
  
 CD-1055 Kaike Kikunoya Live (2009.1.11)

                   1. La Chanson D'Orphee (5' 52)
                   2. There is no greater love (4' 41)
                   3. Autumn leaves (5' 56)
                   4. Fly me to the moon (6' 05)
                   5. Funk in deep freeze (6' 06)

★2009年のスタートも菊乃家から。去年の閉めのライブと同じくts+tp+pのトリオでの年初ライブである。厳しい状況には違いないが、ある意味トリオでもしのげるようになれば、クオリティは確実に向上するだろう。

     



★Nanbonandemo in 2009

★Nanbonandemo in 2008 Nanbonandemo in 2007
★Nanbonandemo in 2006 ★Nanbonandemo DVD ★Jazz Minority Orchestra
★Oka Okamura Quintet ★Honey B Horns ★Kiyosue Junko Piano Trio

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