B♭class gourmet (3)

 B♭級グルメ研究会(ビーケン)が紹介するお薦め食品

 どうせ食うならイカすもの。
 BとCの中間としてのB♭なのか、Aよりもさらに高いB♭なのか。その判断は皆さんにお任せしましょう。

  各食品についてのデータはつぎのとおり。
   @名称 A量目、内容量 B購入価格 C製造元又は販売元 D購入店 ★コメント




   
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No.10 @カシューナッツ  A200g B278円
        C東洋ナッツ食品株式会社(神戸市東灘区)  Dユニサン安倍店  
   
見た目は淡白そうだが、独特の甘みと深いコクがある。ナッツに付着している塩分を十分に落としてから食べた方が美味い。油脂分が多いので食べ過ぎは要注意である。世界の「トン」製品にしてこの価格は割安感がある。ところで、このへんではなかなかお目にかからないが、食塩無添加の素焼きカシューを見つけたら是非味わっていただきたい。塩味バージョンとは違った美味しさを発見できるはずである。

No.9 @ハワイアンポチキ(ソーセージ) A126g B348円
       C大山ハム株式会社(鳥取県米子市)  Dユニサン錦海店  
   
米子が世界に誇る大山ハムに傑作は多いが、ピリッと辛味を効かせたこの製品は特に個性的であり、他の類似品を寄せつけない存在感を示している。日経プラスワンの「ビールに合うソーセージランキング」でも堂々の第三位。茹でたり焼いたりと食べ方はいろいろあるだろうけど、個人的には、トースターにアルミホイルを敷いて焦げ目が付くくらいに十分焼いたものがいちばん美味いと考えている。

No.8 @羽衣あられ(あられ) A85g B135円
       C株式会社ブルボン(新潟県柏崎市)  DHOK昭和町店  
   
なんと、私と同い年のおそるべしロングセラー。このパッケージデザインは、昔も今も基本的には変わっていない。噛むとポリポリ砕けていく小気味よい硬度感、少し焼きが深めの独特の香ばしさが持ち味である。このあたりではどこでも当たり前に手に入るが、首都圏などでは販売されていないらしい。通販などを利用して買い求めるのである。意外といえば意外。西日本に生まれた幸せをかみしめたい

No.7 @土佐文旦(柑橘類) A4個入り:1個約450g B398円
       C高知県産  D岡田商店宗像店  
   
グレープフルーツとも八朔とも違う。しっかりした肉質の果肉で、適度な水分量があり、気になるような苦味はなく酸味と甘味がほどよく調和している。大型柑橘系のなかで、私が最も好きなもののひとつである。これで1個当たり約100円とはリーズナブルである。花見の時分に津山の鶴山公園へ行くと、公園の裏で土佐文旦の直売店を見かける。まもなく文旦の旬は終わりを告げるのである。

No.6 @ラミー(チョコレート) A96g B172円
       C株式会社ロッテ(東京都新宿区)  D岡田商店宗像店  
   
四十年以上前から存在しているロングセラー。当時「バッカス」「ナッティ」とともに小洒落た大人向けチョコのトリオを形成していた。いつの頃からか内部がガナッシュになってしまい、硬質なチョコの中からダイレクトに出現するラムレーズンのハードボイルドな食感がなくなってしまったのは残念。冬季限定商品なのでお早めに。

No.5 @さじ谷とうふ A650g B328円
       C中谷食品株式会社(鳥取市佐治町)  D丸合米子南店  
   
ふにゃふにゃ豆腐やぱさぱさ豆腐はいやだというシビアな豆腐ファンに贈る、適度な柔らかさと適度なコシのウェルバランスな豆腐。鍋ものにすると、その独特の食感が際立ってくる。やや高めの価格設定だが、なにしろ通常の1.5倍の大きさでこのこだわりなので、まあ許容範囲であるといえるだろう。小さいサイズのもの(300g198円)も販売している。

No.4 @するめげそ A190g B528円
       C株式会社なとり(東京都北区)  D米子駅前サティ  
   
文字どおりするめのげそだけをパッケージしたものである。トースターなどで軽く焙って食べると、案外身の部分よりも濃厚な風味が楽しめる。調理用の鋏で適当な長さに切った方が食べやすい。するめげそは色々な商品を見かけるが、げその大きさや厚みで随分食感が変わる。国産の材料を使用し、割安感のあるこの商品のCPは高い。

No.3 @あらびきポーク・ソーセージ(ソーセージ) A180g B398円
       Cプリマハム株式会社(東京都品川区)  DHOK昭和町店  
   
直径4cmほどのブロックソーセージである。適度に締まりのある肉質で、絶妙の歯ごたえがある。これを2〜3mm程度にスライスして焼き目を付け、バタートーストに乗せソーセージトーストを作る。ハムよりもジューシーで、風味がだんぜん豊かである。これに黄身を焼きすぎない目玉焼きを添えたのが、定番の朝食なのである。

No.2 @菓楽庵「小粒一味」(あられ) A90g B208円
       C株式会社北越(富山県砺波市)  D米子ホープタウン  
   
★「一味あられ」とくれば、しょうゆ味と相場が決まっている。ところがこれは塩味だ。しかも、一味あられと称するものの大半が辛味に物足りなさを感じるさせるなかで、これは「きちんと」辛いのである。小粒仕立てにしてカリカリ感を出したのも功を奏している。意外性が重なり合って新しい旨みを創り出しているのである。

No.1 @キング・ソーセージ(サラミ・ソーセージ) A150 B428円
       C株式会社冨士ハム(群馬県伊勢崎市)  Dユニサン安倍店  
   
★以前、自分のブログでも紹介したことがある、サラミの中のサラミ。馬肉の雑味と硬い食感が究極のバランスを形成している。まさにキングの名にふさわしく、サラミというカテゴリーのなかでは他の追随を許さない圧倒的な存在感がある。それでいてリーズナブル。米子市内及び近郊ではユニサン安倍店でしか入手できないと思われる。


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